9,オンラインメディア(インターネット広告)
インターネットとデジタル端末の普及によって、販売促進や広告は、インターネットを使ったデジタルメディアに移行しつつあります。
今は、どんなビジネスでも、自社のホームページを中心にして情報発信をしていく、というスタイルが一般的になっていますが、ホームページはこれまでのPUSH型メディアと違って、PULL型メディアのため検索されない限り見られることはありません。そこで必要になってくるのが、自社のホームページに誘導するための、インターネット広告です。スモールビジネスで活用できる手法は限られますが、ここでは一般的なインターネット広告を一通りご紹介しておきます。
<リスティング広告>
検索連動型広告、PPC(ペイパークリック)広告とも言われ、検索エンジンの検索結果ページにテキストで表示される広告です。
自社ホームページや広告への誘導率、そして、購入や申し込みなどのレスポンス率が高い割に、広告をクリックされた時だけ課金される仕組みなので、費用対効果が高い広告です。広告を表示させるエリアや時間帯、上限の予算設定などが可能で、スモールビジネスでも使いやすい、代表的なインターネット広告です。
リスティング広告の中でもSNSやブログといった、消費者自身が情報発信をするサイトの記事や文脈を解析して、関連性の高い広告を表示させ、クリックされると費用が発生する広告のことを、コンテンツ連動型広告といいます。広告主は、自社の製品やサービスに関連性の高い広告を出すことで、潜在需要にアプローチすることができるし、サイトの運営者は広告費を得ることができます。
<ディスプレー広告>
ホームページ内に広告枠を設けて広告画像を入れ込む方式で、興味を引き付けてクリックしてもらい、リンク先の情報に飛ぶ、インターネットの最も一般的な広告です。飲食店やサービス業ほか地方ビジネスの場合は、県庁や市町村、新聞社など、比較的アクセスの多い公共機関のホームページでも、バナー広告の掲載を募集しています。
<動画広告>
ブラウザ上に、動画や音声などの素材を駆使してインパクトを作り、注目を集める動画広告です。ネット動画広告では、配信する時間や動画の長さに制限がないので、表現の自由度が高いのが特徴です。これからは、動画の広告や動画のサイトから誘導すること、自社のホームページ内に動画の解説ページを作ることなど、動画や音声で作ったコンテンツが増えていくと考えられています。
<ソーシャルメディア広告>
FacebookやTwitter、YouTubeなど、誰もが自由に参加できる情報発信ツールを使って、社会的な相互作用を広げていくメディアを、ソーシャルメディアといい、このようなメディアに広告を掲載することで、認知を広げていくのがソーシャルメディア広告です。ソーシャルメディア広告の場合、ユーザーの属性や居住地、趣味嗜好などに合わせてターゲットの設定ができ、自社の広告とマッチするユーザーのタイムラインに、広告を表示することができます。
広告の中でも、数万円程度から出稿できるリスティング広告やソーシャルメディア広告など、反応を見ながら広告の内容を改善できる、「運用型広告」とよばれる広告手法を検討したい場合は、このソーシャルメディアの活用方法も抑えておく必要があります。
<ネイティブ広告>
ネイティブ広告とは、記事と広告を自然に溶け込ませた、ユーザーに「広告だと感じさせないスタイルの広告」です。従来のバナー広告やリスティング広告は、一目見ただけで広告だとわかり、ユーザーは、そうした広告を無意識のうちに無視する傾向が出てきました。ネイティブ広告は、コンテンツ(文章や画像や動画など)と同じ文脈で表示されるため、一見したところすぐに広告だとわかりません。
記事広告やソーシャルメディア広告を含むネイティブ広告は、メディアやサービスのコンテンツエリア内で、通常のコンテンツと同様に表示することで、ユーザーに広告を見てもらうことを狙っています。
<アフィリエイト広告>
アフィリエイト広告は、広告掲載に対する広告費ではなく、商品購入や資料請求など最終成果の発生件数に応じて、ウェブサイトやメールマガジンの運営者(=アフィリエイター)に、事前に設定した報酬額を支払います。その為、広告主にとってはムダな広告コストを省き、効率よく成果が獲得できることが最大のメリットです。
アフィリエイト広告を利用するには、アフィリエイトプログラムを導入する必要があります。アフィリエイトプログラムを導入すると、そのプログラムに掲載先として参加しているウェブサイト(=アフィリエイトサイト)やメールマガジンに広告を掲載してもらい、その広告を経由して発生した最終成果のみを計測することができるわけです。
※インタネットの広告媒体に関しては、私自身勉強中の身で、ほとんどが受け売りです。インターネットの知識を覚えるのは、年配の人には骨が折れると思いますが、今後、避けて通れない主要メディアですから、頑張って一緒に学習しましょう。
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